まれにZBrush / ZBrushCoreが起動にハングをしてしまうことがあります。これにより、応答不能となってしまったウィンドウが白い画面となってしまい、消すことができない状態になります。現時点ではこれらの発生原因として3つの候補があげられます。

  1. システムの時計が別の日付として設定されてしまっていること。この内容がこれらの中で一番簡単に確認を行うことができ簡単に修正できることから、リストの最初に掲載されておりますが、発生原因としては一番少ない内容となります。
  2. OSのアップデートにより、ファイルのアクセス権限が変わってしまっていること。この場合には(一度ZBrushを閉じた上で)ZBrushDataフォルダの削除を行います。Windowsでは、このファイルは C:\Users\Public\Documents フォルダ内に存在しています。Macでは、Users/Shared フォルダ内に存在しています。ZBrushは次回起動時このファイルの再作成を行い、この時点では、フォルダの権限関連も正しい状態となっているはずです。もし、ZBrushDataフォルダの削除を行わずに、残したい場合には、ZBrushDataフォルダの名前を変更するだけで、同様の結果を得ることができます。こうすることにより、Custom UIやHotkeyを新規フォルダへ移動させることができます。
  3. 最も発生原因として高い理由の内容は、ZBrushと背景で起動している他のプログラムが干渉しあっているというものです。サポートにあげられた相談内容から、一番頻度として高いプログラムはNahimic Audio Driversであり、このプログラムはMSIのマザーボードにインストールされているサウンドバーチャライゼーションプログラムです。このソフトウエアを無効にすることにより、パソコン上で音を流すことができなくなるわけではなく、このプログラムは、音に特殊効果を与えるという内容です。同様に、Acronis True Image 2018Sonic Studio2などが同様に問題を発生させることを把握しております。他にもBitDefenderというプログラムも原因としてあげられます。その場合には、設定を開き、”Safe Files”の設定を無効にしていただくことです。(この変更はウィルス対策そのものには影響を与えません。)

これらのスタートアップアプリケーションをWindows10で無効にするには、まずタスクマネージャーウィンドウを開きます。一番簡単な開き方は、画面下のタスクバーを右クリックしていただき、”タスクマネージャー”を選択していただくことです。スタートアップタブへ行き、Nahimic Audio Driverのアプリケーションがリスト内にあることを確認します。その後、選択を行い、無効ボタンを押してください。コンピューターの再起動時このアプリケーションは起動せず、問題なくZBrushを起動することができるようになります。

これらの問題に遭遇していながらも、Nahimic Audio Driverが見つからない場合、少々原因究明を行う必要があります。上記説明のようにスタートアップタブを開き、複数のリスト上のアプリケーションを無効にします。コンピューターの再起動を行い、ZBrushの起動を試してみてください。もし起動するようでしたら、これらのうちどれか1つのプログラムが影響を与えている可能性があります。そこから1つ1つ起動するまで切り替えを行い、原因の特定を行うことができます。