ZBrushSummit 2019

9月27日 – 9月30日の4日間にかけてロサンゼルスで開催されたZBrushSummit 2019の登壇まとめ

イベント概要

ZBrush Summitはアメリカのカルフォルニア州ロサンゼルスで年に一度開催される、デジタルスカルプティングアプリケーション “ZBrush”を中心としたイベントです。

初日は24人の世界最高峰層のデジタルスカルプターが制限時間内にテーマに沿った制作をし、1位を競うスカルプトコンテスト”Sculpt-Off”が開催されます。イベント2日目より、3日間ノンストップでワールドクラスのスタジオやアーティストによる登壇が行われます。

登壇は下記一覧から閲覧が可能となっています。英語による登壇とはなりますが、英語が苦手であったとしても、作業の様子や、スライドを見ることで、新しいテクニックや、考え方を学ぶことができます。

ゲームや映画だけではなく、フィギュア、玩具、モニュメント制作、サイエンティフィックビジュアライゼーションなど様々な分野でどのように活用されているかを見ることができます。

(左) 司会のLouis Tucchi (右) Summit発起人 Paul Gaboury

プレゼンテーション

Wonderful Works 榊馨

フィギュア用のキャラクター製作ワークフロー

日本独特のスタイルで作成されるフィギュアや、海外のスタイライズとは異なるポイントや、服装の作成方法、髪の毛の作り方を解説します。

http://sakakikaoru.blog75.fc2.com/

Pixologic

ZBrush : 開発中の新機能のご紹介

PixologicスタッフのJoseph Drustと、Solomon Blairにより、ZBrushへ実装予定の新機能の紹介を行います。

http://www.pixologic.com/

Ubisoft – Montpellier

Beyond Good and Evil® 2の製作について

Beyond Good and Evil® 2の製作にどのようにZBrushが活用されたかを解説する登壇です。

https://www.ubisoft.com/en-US/studio/montpellier.aspx

Hasbro

世界最高の玩具をZBrushで制作する方法

Hasbroのブランドが制作をする様々な種類のスタイルや、有名タイトルの玩具の作成や、ラピッドプロトタイピング、可動フィギュアと、制作工程がどのように最終的な製品に影響するかなどに関してお話します。

https://shop.hasbro.com/en-us

Zhelong Xu

デジタルスカルプトにおける曲線の美しさ

中国や、他の文化からどのようにインスピレーションを受け、スカルプトにそれらの曲線を取り入れることで、魅力的かつユニークなデジタルスカルプトを作成する方法を解説いたします。

http://zhelongxu.com/

The Satellite Studio at Griffith Observatory

“Sign’s of Life” プラネタリウムショーの制作

グリフィス天文台にて行われるプラネタリウムショーで新規公開予定の35分の映像”Sign’s of Life”の製作でいかにZBrushが活用されたかをお話します。

http://www.griffithobservatory.org/

Keos Masons

ZBrushを利用したプロダクションとキャラクターデザイン

ゲーム、映画、フィギュア業界向けの高品質なモデルの作り方や、キャラクターコンセプトデザインの解説を行います。

http://keosmasons.com/

Rafael Grassetti

キャラクターに命を吹き込むには

ZBrushを利用して、キャラクターデザインをするプロセスや、3Dプリントに対応したデータの作り方やテクニック、お求めやすい3Dプリンターの選び方などをご紹介いたします。

http://www.rgrassetti.com/

Maria Panfilova

有機的なスカルプティング

自身の作品の表現やワークフローの紹介をすると共に、ZBrushの機能やテクニックを紹介し、有機物的なスカルプトを行う際に重要な点や、リファレンスの重要性について解説しています。

https://www.artstation.com/maryia_panfilova

Tippett Studios

クリーチャーと、ハードサーフェス制作について

写実的な動物、ドラゴン、ファンタジーのハードサーフェスなアーマーなどの作り方を紹介するとともに、スカルプトのリファレンス、フォルム、プロポーションなどについて解説していきます。

https://www.tippett.com/

Carvel Creative

パブリックアートやモニュメントコンセプト制作におけるZBrush

ZBrushをビジュアライゼーションツールとしてではなく、人間よりも3倍近いサイズの彫刻を作成するプロダクションツールとして、公共的なアート、モニュメント制作などに利用する方法を解説していきます。

http://www.carvelcreative.com/

Elastic / A52

メインタイトルの美学

West World、Games of Thronesのメインタイトルで活用されたZBrushのワークフローや、Games of ThronesとOreoとのコラボで作成された映像に関して解説をしていきます。

https://elastic.tv/

Gilberto Zaragoza

ZBrushとともに歩むフリーランス業

様々な企業と仕事をし、フリーランスを通して得た個人的な体験や、ZBrushを実制作でどのように活用しているかという内容を解説していきます。

https://www.artstation.com/s0r3n

Newt Studios

ZBrushで制作するサイエンティフィックビジュアライゼーション

メディカル、および科学的なアニメーション制作を行うワークフローを紹介します。

Newt Studiosは、ヘルスケアや、バイオテックの業種においてサイエンティフィックビジュアライゼーションを専門とし、ZBrushを活用しています。

https://www.artstation.com/s0r3n

ZBrush Sculpt-Off

ZBrush Sculpt-Offとは、世界レベルのスカルプター24人が制限時間内に、その年のテーマに沿った制作を行う競技性スカルプトイベントです。

毎年ZBrushSummit初日に開催され、配信にて2つのグループに分かれ制作を行います。

ZBrushCentralにてユーザーによる投票が行われ、上位三名のスカルプターが選ばれ、1位のスカルプターにはチャンピオンベルトが贈呈されます。

2019年度のテーマは”絵文字”であり、元となる絵文字を選び、表情や表現、造形力を競います。

投票は、スカルプターの知名度などに影響を受けないようにするために、配信、および完成した作品の投票期間中は、製作者の名前が伏せられた状態となっています。

実況担当の Jessica DruとJoseph Drust

Sculpt-Off参加アーティストの様子

Sculpt-Off スカルプト中の様子

ZBrush Sculpt-Off Group 1

ZBrush Sculpt-Off Group 2

優勝者や、各アーティストの制作をした作品の一覧はこちらからご覧いただけます。

ZBrushSummitでお会いしましょう!

ZBrushSummitを”発見”し、お楽しみいただけたことを確信しています。
私たちは、現地および、オンライン問わず、次回のZBrushSummitへの参加をお待ちしております!