ZBrushCoreMini 2021がリリースされ、様々な新機能が追加されています。
- VDM(ベクターディスプレイスメントメッシュ)ブラシ
- リアルタイムアンビエントオクルージョン
- ターンテーブルレンダリング
- 多言語対応
- 3Dマウス対応
ソフトウエアに関する基本操作こちらを御覧ください。
VDMブラシ
ブラシに登録されているメッシュに合わせて形状を押し出せるというブラシです。これにより、角や目、口などの形状を素早く制作し、様々なデザインを試行錯誤できます。フルバージョンのZBrushではユーザーそれぞれが独自のVDMブラシを作成可能です。
リアルタイムアンビエントオクルージョン
メッシュの凹凸形状からリアルタイムで溝など、影が溜まりやすい部分を計算する機能です。
これにより、モデル上の溝などが確認しやすくなります。
使用するには左側のメニュー下部にある”オクルージョン”というボタンを有効にしましょう。

ターンテーブルレンダリング
モデルを360度回す動画を録画し書き出せる”ターンテーブルレンダリング”が追加されました。

画面中央あたりに追加されたこちらのターンテーブルアイコンをクリックしましょう。
このような動画が書き出されます。
多言語対応
ZBrushCoreMiniが多言語対応しました。インストーラーで使用する言語を選択するか、画面右上から言語を切り替えられます。これで英語UIから日本語UIだけでなく、計7カ国語の表示が選べます。

3D connexion社の3Dマウス対応
3Dconnexion社が開発/販売をしている3Dマウスに対応し、左手で操作するつまみでカメラ操作が可能となりました。