ZBrush Summitが開催され、スカルプトオフを含め、4日間による2018年の大規模なZBrush祭典が終わりを迎えました。

配信はYoutubeにアーカイブされております。

ZBrushLive Sculpt-Off(スカルプトオフ) 選ばれた24人のアーティストが、今年のテーマタロットカードに合わせて2つのグループに分かれ、3時間以内の時間制限の元、制作を行っていくイベントです。 1つのグループにそれぞれ、有機物系の造形を行う”オーガニック”のアーティスト6名と無機物系の造形を行う”ハードサーフェス”のアーティスト6名です。

アーティストは与えられたカードを元に、カスタムショートカットと、カスタムUI以外のすべてがデフォルトのZBrushを用いて制作を行うバニラ縛りで製作を行っています。 アーティスト名は最後まで隠されており、制作された作品のみを頼りにZBrushCentral内での投票が行われました。

グループ1

 

グループ2

もし閲覧がまだの方にはネタばれ注意となりますが。 イベントの勝者はこちらから。


プレゼンテーション一日目

1.Method StudiosのLeo Krajden氏と、Miguel Guerrero氏による “スポットやフィーチャー向けのクリーチャー制作”のセッションです。

マーベルスタジオのGrootや、NetflixのOkja等で製作を行ったクリーチャー制作手法の紹介を行っています。


2.Digic PicturesのDaniel Molnar氏、József Czakó氏と、Támas Varga氏による “Digic キャラクターワークフローにおけるZBrush”のセッションです。

個人製作のキャラクターから、アサシンクリード : リベレーションズや、ウィッチャーⅢ、キングスグレイブ ファイナルファンタジーXVのクリーチャー等の制作の紹介を行っています。


3.Blur Studioの”DamStandardブラシの作者” Damien Canderle氏とFrankie DerosaとKrystal Sae Eua氏によるセッションです。

ZBrushでの髪の毛の製作方法や、アーティストとしてのモチベーションを上げていく手法などの紹介を行っています。


4.FrameStore VFXのDan Moore氏とRishikesh Nandlaskar氏の”パイプラインにクリーチャーを通す方法”のセッションです。

Guardians of the Galaxy Vol.2のロケットや、アビリスクなどの製作手法を取り上げています。


5.Pixologic Incから現在開発中のZBrushの機能を PixologicスタッフのPaul GabouryとJoseph Drustが解説を行いました。

開発中のフォルダー機能、UVプラグイン、カメラ機能の紹介と、当日公開された3つのプラグイン、カラーパレット機能の拡張を行える”ZColor”、金属の見積もりを体積から行うことができる”Kitco Metal Quotes”、重なっているメッシュからマスクの作成を行う”Intersection Masker”の紹介も合わせて行われました。 公開されたプラグインのダウンロードはこちらから。


プレゼンテーションの二日目

1.Kris Costa氏によるリアルなポートレートモデルの制作手法のセッションです。

写実的な人物モデルを得意とし、コミュニティからも高く評価されているKris Costa氏の制作手法が紹介されています。


2.DNEGより、Lucas M. Cuenca氏とMaddie Spencer氏の”ZBrushによるパシフィック・リム : アップライジングの怪獣製作”のセッションです。

パシフィック・リム : アップライジングの各怪獣のデザインとコンセプトの作成方法などの紹介を行いました。


3.Santa Monica StudiosのGlauco Longhi氏とNate Stephens氏のキャラクターと建築物の制作手法のセッションです。

個人製作のキャラクター製作方法と、建築物のディテール作成の手法の解説を行っております。


4.Pablo Munoz Gomez氏によるZBrushの製作ワークフローの紹介セッションです。

シェルエットからクリーチャーのデザインの決定を行い、コンセプトイラストを作成し、スカルプト、テクスチャを行っていく手法紹介を行っております。


5.Zack Petroc Studiosより、Zack Petroc氏のストーリーピッチのためにZBrushを使用する方法のセッションです。

スタイライズされたキャラクターの製作手法や、それらのキャラクターとともにストーリー描いていく手法の解説を行っております。


6.第4回目のZBrushアワード

1年を通して投稿された作品に対して、ZBrushCentralにて投票を行うことができ、優れた作品がノミネートされ、賞が与えられます。


プレゼンテーション三日目

1.Certain AffinityのMichael Pavlovichによる、”スマートなプロダクションをZBrushで構築する方法”のセッションです。

コンセプトから実際のゲームアセットまでのZBrushを活用したワークフローの紹介を行っております。


2.Insomniac GamesのDustin Brown氏、Gavin Goulden氏、Jayson Fitch氏、Leroy Chen氏の”スパイダーマンを作成する上でZBrushがどのように使われたか”のセッションです。

新作ゲームのスパイダーマンでZBrushがどのように活用されたかの紹介が行われております。


3.Joe Menna氏の”プロダクションでの玩具とコレクションアイテムの作成”のセッションです。

DCコミックスのヒーローのフィギュア製作を行っているJoe Menna氏が、実際にフィギュアの分割方法と、ダボ(キー)作成の紹介を行っております。


4.ZBrushスカルプトオフ ベルトセレモニー スカルプトオフの勝者を決定する投票結果の紹介を行っております。


ぜひ来年のZBrushSummitもお楽しみに!

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