ZBrush 4R8

の新機能

ギズモ 3D

(Gizmo 3D)

ギズモ 3D はアーティストに新しくシンプルな UI用途を提供し、より正確な操作でスカルプトを編集し、トランスフォームを行うことができます。 Gizmo 3D はどのような場所や位置にも簡単に設置でき、正確なトランスフォームを実行できます。Move (移動)、Scale (スケール)、Rotation (回転) などの支点が簡単に変更できます。サーフェスのノーマル軸またはワールド軸を基点に回転させる等、他にも多数のオプションがあります。

複数のサブツールを一度にトランスフォーム

新しい ギズモ 3D 変換ツールでは、サブツールを複数選択し、操作できます。必要なだけサブツールを選択し、それらを一つの単位として移動、スケール、回転できます。 この機能により、ハードサーフェスモデルのポージングがより簡単になります!

デフォメーション

(Deformation)

ZBrush4R8 の新しいデフォメーション モディファイアを使用することで、スカルプトに大規模な、幅広い調整を簡単に行えるようになります。 定番のカーブに沿ってベンドを行うモディファイアを使用すると、カーブしたサーフェスに沿ってテキストが曲がります。任意の支点でスカルプトをねじることができます。 フリーフォームデフォメーション ボックス (FFD) はあらゆるモデルのシルエットを完璧に調整するために使用します。また、エクステンダー、マルチスライス といった、 独特でパワフルなデフォーマーも含まれています。

インタラクティブな基本形状

シンプルな幾何学形状を使用して素早くデザイン。アーティストは形状を定義する幾何学形状を自由に調整できます。形状への変更は表面に形状を適用したあとでも可能です。 滑らかな円柱を八角形に変換したり、球体に平坦な極を付けたり、円錐形状をピラミッドにしたりと、すべてリアルタイムで実行できます。このシステムを使用することにより、 わずかな基本形状が、膨大な数のスカルプト可能な形状のライブラリーになり得るのです。

アルファ3D

(Alpha 3D)

ワンクリックで、あらゆる彫刻物や形状を2Dのアルファに変更できます。形状や彫刻物を取得したら、再配置し、調整、さらには任意の支点で回転させることもできます。 この素早くインタラクティブな方法を使用することで、サーフェスのスカルプティングで利用できるそれぞれのアルファを作成できます。

マルチベクターディスプレイスメントメッシュ

(Multi Vector Displacement Mesh)

Insert Multi Mesh (IMM、インサートマルチメッシュ) ブラシと同様に、新しいマルチベクターディスプレイスメントメッシュシステムを使用することで、 多彩なベクトルディスプレイスメントメッシュをもつカスタムブラシを構築し、作業中にその場で切り替えることができます。

ブラシはオーバーハングを作るために表面を彫るためだけでなく、背面のサーフェスを含む複雑なオブジェクトを描くような操作も一筆行うことができます。 想像してみてください。重なりあったウロコをもつ龍の質感を制作することや、モデルごとに再びスカルプトを行う必要のない、完成された耳を描けることができるのです。

ZBRUSH アーテイスト: Pablo Munoz

レイジーマウス 2.0 の継続ストローク

レイジーマウス システムは滑らかで正確にコントロールされた筆使いで描けるようにデザインされています。これからは、アーティストはサーフェスに結果を適用する前に、 あらゆるアングルおよび長さを試すことができます。一つのストロークで既に描かれた線に重なっても盛り上がることなく、一定の上昇レベルで描くことさえ可能となりました。


デザインを損なうことなく、スカルプト全体に決まったパターンを適用したいと思ったことはありませんか?レイジーマウスに追加された新しいレイジースナップでは、ストロークを開始し、 一度止まってモデルを回転してその後、マウスを止めた場所からブラシに割り当てられたパターンを継続できます。

ZBRUSH アーテイスト: Cki Vang

IMM セレクター:ブラシコンテンツマネジメント

新しいブラウザーのおかげで、インサートメッシュブラシやマルチベクターディスプレイスメントメッシュで保存したメッシュの選択がさらに簡単になりました。 インターフェースの上部に配置されるこのセレクターでは、メッシュが滑らかにサイクルし、表示されます。 左右へサッとスワイプするだけでアーティストは挿入したメッシュを別のメッシュにリアルタイムで変更できます。


ブラシの作成がお好きな方は、1つのブラシから別のブラシへコピー、貼り付け、削除することが可能となりました。

3Dテキストクリエイター

(3D Text & Vector Shape Creator)

ZBrush 4R8 には3D テキストをリアルタイムで作成するためのジェネレーターが付属します。この機能により個々の単語や短いフレーズを 3D で作成することが可能となりました。 また、SVG ファイルを使用することで、独自のカスタムロゴを思い通りにサーフェスに配置できます。


この 3D テキストクリエイターを新しいLiveBooleanシステムと組み合わせることでサーフェスにテキストを浮き上がらせたり、彫り込んだりするのが容易になります。また、 新しいデフォーマー機能により、テキストを思い通りに調整したり、ロゴのシルエットを変更したりすることができるようになります。

複数言語サポート

ZBrush 4R8 は今後、次の複数言語で*ご利用いただけるようになります。英語、中国語 (簡体字)、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、スペイン語。言語の設定はいつでも変更できます。公式にサポートされている言語以外にも、ユーザー独自の翻訳を作成して、他のユーザーとシェアすることもできます。

*ZBrush のインターフェースはこれらの言語に翻訳されましたが、Pixologic のカスタマーサポートは英語のみとなります。

新しい3Dコンテンツ

ZBrush 4R8 には元々 ZBrushCore用に作成された新しいスタートアッププロジェクトと素材が付属します。この新しいプロジェクトの内容は次のとおりです。


  • ジュエリー系 リングとペンダント。
  • 四足獣の新しいベースメッシュ。
  • すべてのアーティストが使用でき、細かなディテールを掘ることができる、3D プリントのアセット。

他の新しい機能と併用できる、新ブラシと素材が複数追加されました。

新しくなったユーザー インターフェース

Unicodeテキストが完全に使用できるようになったことで、英語以外の文字を名前に使用できます。さらにこの変更により、UIを拡大することで、 テキストサイズも拡大され、最新の高解像度ディスプレイで利用しやすくなります。

Zスフィア ダイナメッシュ モード

(ZSphere Dynamesh Mode)

Zスフィアでベースメッシュを作成するのが、スカルプト用に一段と合理化されました。ZBrush 4R8 で Zスフィアからポリメッシュを作成すると、 デフォルトで人気のダイナメッシュ システムが使用され、さらにポリゴンが均等に分散されるのでスカルプトが容易になります。Zスフィアを使用して簡易的なベースメッシュを生成し、 技術的な問題やポリゴンの伸びなどを気にせず、サーフェスを押し、引くことができます。もちろん、特定のモデルのためオリジナルのアダプティブスキンシステムを使用したい場合は、 引き続き使用できます。

アルファ ストリーク

(Alpha Streaks)

アルファ ストリークを使えば、既存のアルファに新たなルックを付けることができます。アルファにランダムでストリークを適用することにより、 アーティストはモーション ブラーに似た効果をもつユニークなブラシ ストロークを作成できます。また、アルファ ストリークを使用することで、 どのようなアルファにも完璧な「ペイントブラシ」用の外観を作り込むことができます。

ブラシマグニファイ

(Brush Magnify)

ペン先の筆圧を変えることにより、アルファの拡大率を調整できます。軽いタッチで一定したアルファ パターンを使用し、強く押すことで、 アルファの拡大を行うことができます。同様に、効果を逆転させることも可能です。ユーザーはこの機能により 1 つのアルファを作成し、 ペンを押した強さ (圧力) だけでサーフェスのパターンを変更できます。

ZBRUSH アーテイスト: Jared Krichevsky

プラグインの更新

3Dプリントエクスポーターは新しい3Dプリントハブプラグインに変わりました。このプラグインを使用することで、3D プリントファンの方は、 完璧なエクスポート設定を保存し、共有できるほか、ワンクリックで FormLabs PreForm ソフトウェアにエクスポートすることもできます。 エクスポート サイズをアップデートする際は新しいディメンションウィンドウで正しいことを確認しましょう。


新しくスケールマスター(Scale Master) も追加されました。ZBrush で cm、mm、inch(インチ)、feet(フィート)といった実世界の測定単位を使用できるようにするものです。 この更新により、すべてのサブツールを含め、ワンクリックだけで、スカルプト全体のサイズ設定をし直すことができます。


新しい ZBrush to Photoshop CC プラグインで BPR レンダー パスを強化しましょう。このプラグインを使用することで、様々なレンダー パスと複数の素材オプションを選択し、 個別のレイヤーとして Photoshop CC へエクスポートできるようになります。


これらはすべて既定の ZBrush 4R8 のインストール時に自動で組み込まれます。

ZBrush to Sculpteo

モデルの 3D プリントがこれまでより簡単になりました。Pixologic から出た新しい ZBrush to Sculpteo プラグインを使用するとボタンをワンクリックするだけで、 Sculpteo に直接モデルを送信できるようになります。PolyPaint(ポリペイント) は必要に応じて、頂点ペイントとして含ませることができます。このプラグインはまた、 Sculpteo のアカウントを複数サポートするとともに、匿名でのアップロードも可能です。

GOZ の更新情報

GoZ は Modo と Maya の最新バージョンをサポートするように更新されました。

  • Maya 2015, 2016, 2016.5 and 2017
  • Modo 10 and 11 (Supported by The Foundry)
  • 3DSMAX 2015, 2016, and 2017
  • CINEMA4D R15, R16 and R17

GoZ for Maya にはさらに多くの機能が追加されました。Pixologic は GoZ for Maya に対し、更新またはサポートを引き続き提供していきます。

  • ZBrush Polypaint(ポリペイント) は Maya に送信できます。
  • すべてのポリグループは、Maya の選択セットとして維持されます。Maya で作成された選択セットは、ZBrush のPolyGroup(ポリグループ)に変換されます。
  • ZBrush からテクスチャファイルが送信されるだけでなく、Maya のテクスチャファイルを ZBrush に送信することもできます。
  • 緻密なメッシュでのスピードは最大 10 倍までアップしました。
  • Maya の多角形ポリゴン(NGon) は正確にテセレーションを行い、ZBrush にエクスポートします。
  • GoZ Maya は Mental Ray レンダーをデフォルトとしなくなりました。
  • 現在のGoZ は Maya C++ プラグインです。